1970年4月に打ち上げられたアポロ13号の事故と、3名の乗組員救出作戦を描いた実録スペクタクル。
トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリスとキャストも手堅く固め、最新の映像技術を駆使し、ベテラン監督に成長したロン・ハワードが娯楽性たっぷりに再現。ヒットメイカーとしての貫禄をみせつけた。
これも「ライトスタッフ」同様、アメリカ万歳のプロパガンダ再現ドラマなんだが、腕の良いやつらがそれなりに金をかけてガッチリ作ると、結末が分かっているストーリーでもドキドキハラハラするし、感動も生まれる。
プロフェッショナルな男たちが一致団結して事に臨むという、ハワード・ホークス的ストーリーが好き。
ジェームズ・ホーナーの音楽だって、マンネリながら映画を最高に盛り上げて素晴らしい。
出演者みんな良いが、白いベストのエド・ハリスがいちばんの儲け役。
点