太陽の活動が弱くなってきたので核爆弾ブチ込んで再生させようと、国際色豊かな8人のクルーを乗せた宇宙船が出発。強烈な太陽熱にやられないよう慎重に太陽へ接近していく途中で、前回のミッションに失敗して消息を絶っていた宇宙船からの救難信号を受信する。
いろんな専門分野の個性の強いのばかり乗り合わせているので、和を以て貴しとする日本人の真田広之が船長。
似たような設定、似たような特殊撮影のSF映画は他にもあったし、あまり題材にオリジナリティは感じられないが、「トレインスポッティング」「28日後…」のダニー・ボイルが監督なので、献身的なヒーローの大活躍で素直にハッピーエンドとはいかない。悪趣味な映画に仕上がっている。
ドタバタとアクション場面が連続するが、どっかで見たことあるようなシーンの寄せ集めのようで、これといって印象に残らない。犠牲者はバンバン出るし、真田広之も途中で死んでしまう。人物への感情移入がないから、ストーリーに引き込まれない。お化け屋敷のアトラクションみたいな感じ。セットや特殊撮影にはお金がかかっている。
点