第2次世界大戦中、ドイツ軍の収容所から連合国軍の捕虜が大勢脱走する話。
最初の出会いは 1971年10月テレビのゴールデン洋画劇場。前後2回に分けての放送で、独立記念日の芋焼酎で賑わっている最中にストーブの下に隠していたトムが発見されアイヴスが射殺される場面で来週に続くという絶妙の構成だった。1973年の大晦日に前後篇が一挙放送された。我が家は紅白歌合戦にまったく興味がない家庭環境だったので当然「大脱走」を楽しんだ。その後もテレビで放送されるたびに観ていたが、銀座文化のスクリーンで観たときに本作がシネスコだったことを初めて知った。レーザーディスクが発売されると「大脱走」は大晦日の恒例行事となった。午前10時の映画祭も行った。これまでに何回観たのか分からない。いま所有しているDVDは6回目の再生になる。
マイ・フェイバリット・ムービー。
点