セルピコ|映画スクラップブック


2022/01/26

セルピコ

セルピコ|soe006 映画スクラップブック
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SERPICO
1973年(日本公開:1974年07月)
シドニー・ルメット アル・パチーノ ジョン・ランドルフ ジャック・キーホー ビフ・マクガイア トニー・ロバーツ コーネリア・シャープ バーバラ・イーダ=ヤング アラン・リッチ ハンク・ギャレット ダミエン・リーク M・エメット・ウォルシュ

組織ぐるみで腐敗しているニューヨークの警察。
賄賂を拒否したことで孤立無援となった刑事(アル・パチーノ)が、同僚や上司に疎まれ、恋人にも愛想をつかされ、命の危険に晒されながら不正の実体を告発する。
実話小説をシドニー・ルメットがドキュメンタリー・タッチで映画化。
全編出ずっぱりのアル・パチーノ、アクターズ・スタジオ仕込みのメソッド演技で熱演。

セルピコ

正義の主張が文字通り正しかった時代の映画。
いまは「正義」をやたら口にする奴は、かえって胡散臭い目で見られる時代。

セルピコ

製作は、映画不況のイタリアを飛び出してハリウッド入りしたディノ・デ・ラウレンティス。フェリーニ、デ・シーカ等の不朽の名作、バカバカしいまでに製作費を突っ込んだ超大作、三本立ての添え物にもならない駄作まで。映画愛に満ち満ちた名プロデューサー。

ミキス・テオドラキスの音楽が懐かしい。
映画館通い始めたばかりの、あのころの空気の匂いまで記憶に蘇る。

セルピコ

犬、ネズミ、オウム、ペット好きな主人公。

70

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映画採点基準

80点 オールタイムベストテン候補(2本)
75点 年間ベストワン候補(18本)
70点 年間ベストテン候補(83本)
65点 上出来・個人的嗜好(78本)
60点 水準作(77本)
55点以下 このサイトでは扱いません

個人の備忘録としての感想メモ&採点
オススメ度ではありません