銀行に勤める姉(ジョーン・コールフィールド)の名前と写真を使って戦地の兵士に慰問のラブレターを送っていた妹のペンフレンド(ウィリアム・ホールデン)が姉に会いにやってくる。
姉の名前と写真を使って戦地の兵士に送っていた妹(モナ・フリーマン)のラブレターが発端となって巻き起こるドタバタ恋愛騒動。
第2次世界大戦中にブロードウェイでヒットしたノーマン・クラスラーの舞台劇を、アーサー・シークマンの脚色で映画化。
製作のパラマウント社は、当時の最高額で映画化権を買ったそうな。
三谷幸喜信者がひっくり返って喜びそうなシチュエーション・コメデイの快作。
騒動の舞台となる一家の大黒柱を余裕たっぷりに演じているエドワード・アーノルド。
貫禄と安定の存在感で頼もしい。
好評につき2本の続編(日本未公開)が作られている。
「Dear Wife」(1949)と「Dear Brat」(1951)
コスミック出版に期待したい。
点