2010年代のロマンチック・コメディ|映画スクラップブック


2010年代のロマンチック・コメディ(2本)

2022/02/14

バレンタインデー

バレンタインデー|soe006 映画スクラップブック
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VALENTINE'S DAY
2010年(日本公開:2010年02月)
ゲイリー・マーシャル ジェシカ・アルバ キャシー・ベイツ ジェイミー・フォックス ジェシカ・ビール ブラッドリー・クーパー エリック・デイン パトリック・デンプシー ヘクター・エリゾンド ジェニファー・ガーナー トファー・グレイス アン・ハサウェイ アシュトン・カッチャー クイーン・ラティファ テイラー・ロートナー ジョージ・ロペス シャーリー・マクレーン ジュリア・ロバーツ エマ・ロバーツ テイラー・スウィフト

年齢も職業も人種も異なる男女の2月14日を、ロサンゼルスの風景とポップなBGMでアバウト&ランダムに展開。

バレンタインデー

花屋の店長(アシュトン・カッチャー)のプロポーズからストーリーは始まる。そのあとは、ちっちゃいの(バリス・ロビンソン)から、おばあちゃん(シャーリー・マクレーン)まで、老若男女20人くらいが入れ代わり立ち代わり、ごちゃごちゃに出てくる。
スター俳優だけでなく、監督とその家族まで出ている。「シカゴ」の女性看守クィーン・ラティファとキャシー・ベイツとかキャラがカブってるし、高校生カップルを2組出したり。出演者多すぎて誰が誰だか分からなくなる。
(2時間の映画を20人で均等割りしたら1人の持ち時間は6分だ)

バレンタインデー

品数多くて盛り沢山であるものの、コンビニで買い漁ったレトルト食品をレンジでチンして食卓に並べたような印象。

好評につきゲイリー・マーシャルは翌2011年にNYCのニューイヤーズ・カウントダウンを扱った「ニューイヤーズ・イブ」も撮っているけど、このタイプの群像ラブコメなら、クリスマスを舞台にしたリチャード・カーティス「ラブ・アクチュアリー」(2003年)が星ひとつ出来が良い。本作のシナリオも、子供だとか空港だとか「ラブ・アクチュアリー」をかなり参考にしているように思う。

バレンタインデー

60

2021/12/31

ニューイヤーズ・イブ

ニューイヤーズ・イブ|soe006 映画スクラップブック
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NEW YEAR'S EVE
2011年(日本公開:2011年12月)
ゲイリー・マーシャル ヒラリー・スワンク ロバート・デ・ニーロ ハル・ベリー ジェシカ・ビール ジョン・ボン・ジョヴィ ミシェル・ファイファー アビゲイル・ブレスリン クリス・“リュダクリス”・ブリッジス ジョシュ・デュアメル ザック・エフロン サラ・ジェシカ・パーカー アリッサ・ミラノ ジェームズ・ベルーシ ペニー・マーシャル

タイムズスクエアのカウントダウン・イベントを主軸に、2011年12月31日のニューヨークを描いた群像劇。メインキャストだけで18名、ワンシーンだけのチョイ役でジョン・リスゴーとかマシュー・ブロデリックまで出ている。NYCのロケ場面多いし、エンドクレジットは10分! よくまあこんな映画作れたなあと、観るたび感心してしまう。

ニューイヤーズ・イブ

ひとつひとつのエピソードはおざなりだけど、9.11の悲劇を踏まえたうえで、ニューヨークをハッピーな都会に描いたところがポイント。

ニューイヤーズ・イブ

監督は「バレンタインデー」のゲイリー・マーシャル。

サラ・ジェシカ・パーカーだけは勘弁。

65

映画採点基準

80点 オールタイムベストテン候補(2本)
75点 年間ベストワン候補(18本)
70点 年間ベストテン候補(83本)
65点 上出来・個人的嗜好(78本)
60点 水準作(77本)
55点以下 このサイトでは扱いません

個人の備忘録としての感想メモ&採点
オススメ度ではありません