オリバー・ネルソンの代表作
超オススメ! オリバー・ネルソンを聴くなら、まずこの1枚から。
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Impulse!
Recording Date: January 2,4 1967
1. Miss Fine
2. Milestones
3. I Remember Bird
4. Night Train
5. Guitar Blues
6. Down by the Riverside
7. Ja-Da
オリバー・ネルソン(sax)、ゲイブ・バルタザール(sax)、トム・スコット(sax)、ビル・パーキンス(sax)、ジャック・ミニッツ (sax)、フランク・ストローザ(sax)、バディ・チルダース(tp)、ボビー・ブライアント(tp)、フレディ・ヒル(tp)、コンテ・カンドリ (tp)、ビリー・バイヤーズ(tb)、ピート・マイヤーズ(tb)、ルー・ブラックバーン(tb)、アーニー・タック(tb)、フランク・ストラザーリ (p)、モンテ・バドウィック(b)、メル・ブラウン(g)、エド・シグペン(ds)
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作・編曲家としてのオリバー・ネルソンの才能が遺憾なく発揮された、1967年のライヴ録音。
西海岸のトップ・ミュージシャンを一堂に揃え、6サックス、4トランペット、4トロンボーンの分厚いサウンドで、ダイナミックなブルースを展開。
ノリの良い、迫力たっぷりなジャズを聴きたい方に、絶対的オススメ!
オリバー・ネルソンのベストセラー・ディスク
オリバー・ネルソン プロフィール
1932年6月4日、ミズーリ州セントルイス生まれ。
1950年代より、ジョージ・ハドソンやルイ・ジョーダンのバンドで演奏していたが、1952〜54年は朝鮮戦争で海兵隊に従軍。除隊後、ワシントン大学とリンカーン大学で作曲を学ぶ。1959年にルイ・ベルソンのバンドに入団、エリック・ドルフィーらのグループにも参加。1961年にブルースの新しい解釈に挑んだ意欲作「ブルースの真実」を、ニュー・ジャズの新進レーベルImpulse!より発表。主にアルト・サックスを演奏していたが、テナーやソプラノ・サックスも扱うマルチ・リード奏者だった。バンドではサックス奏者としてよりもアレンジャー、サウンド・クリエーターとしての才能を買われることが多く、ジミー・スミスやウエス・モンゴメリーなどのアルバムにもアレンジを提供。ウエスト・コーストを活動の場としていたので、映画やTVショーなどの音楽も多数手掛けている。
ルイ・ベルソン楽団やエリック・ドルフィーのグループに参加していたことからも察知できるように、オリバー・ネルソンは革新世代のミュージシャンだったが、ジャズの伝統を忘れることはなく、フュージョン・サウンドが台頭してきた60年代後半〜70年代にあっても、常にブルースを根底とした音楽を提供し続けた。
1975年10月28日、心臓発作により死去。享年43歳。