soe006 ラヴェルの管弦楽曲集

この日記のようなものは、すべてフィクションです。
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ラヴェルの管弦楽曲集

April 26, 2006

このところ安いクラシックCD紹介サイトみたいになっていますが……

本日も定番の2組をご紹介。

ラヴェル:管弦楽作品集
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ラヴェル:管弦楽作品集

アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院管弦楽団

ボレロ、ラ・ヴァルス、スペイン奇想曲、高雅にして感傷的なワルツ、古風なメヌエット、亡き王女のためのパヴァーヌ、組曲「クープランの墓」、バレエ組曲「マ・メール・ロア」、道化師の朝の歌、海原の小舟

EMI Classics (2枚組)輸入盤

ラヴェル:管弦楽作品集
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ラヴェル:管弦楽作品集

ジャン・マルティノン指揮 パリ管弦楽団

ボレロ、海原の小舟、バレエ組曲「マ・メール・ロア」、道化師の朝の歌、スペイン狂詩曲、序曲「シェヘラザード」、ラ・ヴァルス、組曲「クープランの墓」、古風なメヌエット、亡き王女のためのパヴァーヌ、高雅にして感傷的なワルツ

EMI Gemini (2枚組)輸入盤

これにミュンシュ指揮パリ管弦楽団のラヴェル管弦楽集を加えれば、三役そろい踏み、ラヴェルの管弦楽曲集はこれで充分。他はいらないでしょう。(バレエ「ダフニスとクロエ」を除く)

クセの強い順に並べると、
ミュンシュ < クリュイタンス < マルティノン、って感じでしょうか?

まあ、いまさらな名盤ですけど、安かったのでつい買ってしまいました。
クリュイタンスのラヴェル録音は、国内盤がオリジナルLPと同じ内容で第4集まで販売されていますが、上記CDセットはバレエ「ダフニスとクロエ」を除く3枚分をギュッと2枚に詰め込み、マルティノン盤は、クリュイタンス盤とまったく同じ曲目に、さらに序曲「シェヘラザード」を収録。

同じ作曲家の同じ曲を同じオーケストラ(パリ音楽院管弦楽団が発展的解消されて設立されたのがパリ管弦楽団)で聴き比べ。
これもひとつの愉しみであります。

どうせこの際だから、ミュンシュ&バリ管盤も買っちまおうか。
と、一瞬思ったのですが……
今週中にストコフスキーのワーグナー管弦楽曲集やグラモフォン・パノラマ・シリーズの「英国のサウンド」(スタインバーグの組曲「惑星」やバレンボイムの「グリーンスリーヴス幻想曲」を含む2枚組)も届く予定なので、グッと我慢。
安いからってバカバカ買っても、聴く時間がないですからね。
部屋の床を陥没させるためにCDを買ってるわけじゃないんだし。
それが目的だったら、コンクリートブロックを詰め込んだ方が効果的&経済的。

濃厚なクリュイタンスに比べると、マルティノンはわりと軽快、アッサリ風味。録音もシャープなので、こっちがイイという人がいてもおかしくないけど……私は、やっぱりクリュイタンス盤が好きですね。
大人気曲「ボレロ」は、今回買わなかったミュンシュ盤が一番迫力があり興奮させられますけど。

「ラ・ヴァルス」に限っていえば、クリュイタンスが最高。
暗鬱な低弦の響きのなかからワルツのリズムが仄かに浮かび上がり、ハープの合図をきっかけに堰を切ったようにウィンナ・ワルツが奏でられる序盤なんか、何度聴いてもワクワクします。そのあとの絢爛豪華なワルツとグロテスクな響きとが交錯するダイナミックな展開も素晴らしいです。
これはまったくの憶測ですけど……フランクリン・J・シャフナーは、この曲(この録音)が念頭にあって、『ブラジルから来た少年』にウィンナ・ワルツを用いるよう要望したのじゃないのかなあ。メロディは異なれど雰囲気はとても似ています。

映画音楽関連でもう1曲。「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
『遠すぎた橋』のラスト、屋敷を野戦病院に提供した未亡人(リブ・ウルマン)の一家が、医師(ローレンス・オリヴィエ)と共に去ってゆくロング・ショットにこの曲が流れたときは、もうウルウルでしたね。
「パヴァーヌ」を聴くたびに、『遠すぎた橋』のあの場面が甦ってきます。

他にも、バレエ「マ・メール・ロワ」(特に終盤の2曲)とか、ラヴェルの管弦楽曲は好きな曲が多いので、この2組の2枚組は永久保存版になりそうです。
(とか今は思っていても、また売っ払ちまうんだろうな。クリュイタンスの「ボレロ」なんて記憶に残っているだけでも、買ったのこれが3回目だもの)

ラヴェルの管弦楽曲は、元がピアノ曲なので、今度はピアノ演奏盤と聴き比べしてみようかな。
安いのないかな? って、Amazonサイトで検索したら、ありました。
濃厚なサンソン・フランソワのEMI録音2枚組。

ラヴェル:ピアノ作品集
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ラヴェル:ピアノ作品集

サンソン・フランソワ(ピアノ)

亡き王女のためのパヴァーヌ、高雅にして感傷的なワルツ、プレリュード、水の戯れ、ハイドンの名によるメヌエット、鏡(夜/悲しい鳥たち/海原の小舟/道化師の朝の歌/鐘の谷)、シャブリエ風に、ボロディン風に、夜のガスパール(オンディーヌ、絞首台、スカルボ)、ソナチネ(モデレ、メヌエ、アニマ)、組曲「クープランの墓」、古風なメヌエット

1967年 ステレオ録音

EMI Rouge Et Noir (2枚組)輸入盤

人は年齢を重ねると、若かりし頃の言動を恥じることが多くなるのですが……
私にとって、1枚2500円のLPを、CD1枚を3500円も出して買っていたことが、最大の悔いですね。
あと20年買うのを我慢していたら、もっともっと、たくさん買えたのに。

あ、宅急便が来たみたいなので、今日はこのへんで……

追記:
購入価格は執筆当時のものです。
最新の販売価格はリンク先のサイトでお確かめください。
在庫品切れ・廃盤になっている場合もあります。あしからずご了承ください。

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