2022年 05月(10本)
2022/05/05
愛と青春の旅だち
AN OFFICER AND A GENTLEMAN
1982年(日本公開:1982年12月)
テイラー・ハックフォード リチャード・ギア デブラ・ウィンガー ルイス・ゴセット・Jr デヴィッド・キース ロバート・ロジア リサ・ブロント リサ・アイルバッハー ヴィクター・フレンチ グレイス・ザブリスキー デヴィッド・カルーソー
不遇な少年時代を過ごしたリチャード・ギアは、航空士官候補生学校に入学。鬼軍曹ルイス・ゴセット・ジュニア(首の後ろにけっこうな傷跡あり)に鍛えられ、協調性と士官たる者は紳士であれ(原題:AN OFFICER AND A GENTLEMAN)の精神を身につけ訓練期間を終了、少尉となって卒業する。
公開当時、ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズの主題歌がヒットした。
中盤、製紙工場で働く女(デブラ・ウィンガー)といちゃつく場面が退屈。
ロマンス映画なのに男と女の出会いがひどい。将校パーティで出会って3分も経たないうちにキスして会場を出ていく。将校漁りの女たちが下品だ。ズルい男と浅ましい女のラブストーリー。
人物が作られていない。リサ・ブロントに騙された友人デヴィッド・キースの悲劇とか、そんなにメンタル弱くて軍人は無理だろう。訓練終了直前に主人公が軍曹と格闘(マーシャルアーツ)で対決する場面も意味不明。取ってつけた感じだ。
ヒット映画のシナリオはこうやって書けみたいなマニュアル本に則して書かれた(ロバート・アルトマンの「ザ・プレイヤー」でさんざん馬鹿にされ茶化されていた)ハリウッド流儀の脚本。
製作はマーティン・エルファンドがクレジットされているが、当時のパラマウント重役はドン・シンプソン。ジェリー・ブラッカイマーも製作に関わっていたとのことで、実質ドン&ブラッカイマーの映画と言っていい。内容もそんな感じだ。浅くて薄い。DVDには監督のコメンタリーも収録されている。
本作をさらにポップにブラッシュアップしたのが 1986年の「トップガン」。
リチャード・ギアのアイドル映画。それ以上でなく、それ以下でもなく。
訓練シーンは興味深くなかなかに面白い。どこにも帰る場所がないと泣いて懇願する場面はリチャード・ギアの芝居にも力が入っていて感動的ではある。全体を構成する「企画の狙い」がブレて失敗している。訓練によるギアの成長物語か、ギアとデブラ・ウィンガーの恋物語か、どちらかをメインに絞り込み、片方はサブに据えとけば良かったのではなかろうか。
ルイス・ゴセットの鬼軍曹がいなかったら、ずいぶんふやけた映画に仕上がっていたんじないかと思う。
60点
2022/05/11
天国の日々
DAYS OF HEAVEN
1978年(日本公開:1983年05月)
テレンス・マリック リチャード・ギア ブルック・アダムス リンダ・マンズ サム・シェパード ロバート・ウィルク スチュアート・マーゴリン
前作「地獄の逃避行」同様お蔵入りになっていたテレンス・マリック監督の第2作目。
1978年製作だが(お正月の「愛と青春の旅だち」がリチャード・ギア人気でヒットしたので)1983年5月に急遽公開された。
サン=サーンスの「水族館」(「動物の謝肉祭」)をBGMに、セピアに退色した20世紀初頭の写真をコラージュしたメインタイトルから、いっきに作品のなかに入っていく。構図と照明(自然光が多い)に凝った絵作りをたっぷり堪能できる映像叙事詩。ワンショット、ワンショットが丁寧に撮られていて、まったく素晴らしい。
美術も道具も申し分なし。蒸気機関車のような大型脱穀機(それも複数台)が並んだ場面など、この映画で初めて見た。
ギア、サム・シェパード、ブルック・アダムスが初々しく、ナレーションの妹役リンダ・マンツの強い眼差しが堪らなく良い。
格差社会と男女の三角関係が物語の中心だが、ことさらメロドラマを強調していないのが良い。サム・シェパードの抑制ある演技が自然体で良い。
イナゴの大群が農場に飛来する場面や、農場主を殺したギアが警官隊に追われる場面など、ことさらパニックを煽り立てたりサスペンスを盛り上げようとしていない。刺激的な娯楽性を避け、フォトジェニックな美学を徹底しているところに好感が持てた。
70点
2022/05/11
センチメンタル・アドベンチャー
HONKYTONK MAN
1982年(日本公開:1983年04月)
クリント・イーストウッド カイル・イーストウッド ジョン・マッキンタイア ヴァーナ・ブルーム マット・クラーク アレクサ・ケニン バリー・コービン
アクション映画でタフガイを演じてきたクリント・イーストウッドが息子カイル(当時14歳)と親子共演したロードムービー。
肺病をこじらせながらも煙草を吸い、禁酒法時代にウイスキーを手放さないカントリー歌手。ナッシュビルで行われるオーデションに出場するため、オクラホマ農家の次男坊で甥っ子のカイル、その祖父(ジョン・マッキンタイア)とともに旅に出る。旅の道中で歌手志望の娘(アレクサ・ケニン)が加わったり、爺さんと別れたり。
旅は道連れ世は情け。この流れは「アウトロー」みたいな趣向。
旅に出る前に鶏泥棒やったり、その容疑で刑務所に入れられ脱走したり、風呂入っているときに雄牛に襲われたり、狂言強盗やったりとエピソードは豊富に用意されており、自慢の歌声もたっぷり披露しつつ、時代錯誤のお涙頂戴クライマックス。
息子のカイルが意外な好演で、素直で聡明なキャラクターがラストをしみじみとした感動に誘う。アレクサ・ケニンも面白い。
配給会社もどう宣伝してよいか分からず、地方でのみ、2本立ての添え物として公開。
60点
2022/05/12
バンデットQ
TIME BANDITS
1981年(日本公開:1983年03月)
テリー・ギリアム ショーン・コネリー クレイグ・ワーノック ラルフ・リチャードソン デヴィッド・ワーナー ジョン・クリーズ イアン・ホルム シェリー・デュヴァル マイケル・パリン デヴィッド・ラパポート ケニー・ベイカー ジャック・パーヴィス マイク・エドモンズ マルコム・ディクソン タイニー・ロス ピーター・ヴォーン キャサリン・ヘルモンド
子供部屋のタンスの中から現れた6人の小人窃盗団とともに、少年は時空間を越えた大冒険の旅に出る。
ナポレオン(イアン・ホルム)、ロビン・フッド(ジョン・クリーズ)、ギリシャ神話のアガメムノン(ショーン・コネリー)など、モンティ・パイソン流に味付けされた歴史人物が面白い。
今でこそ「いかにもテリー・ギリアムらしい」とか書くけど、初めて見たときは「なんじゃこりゃー!」だった。
リドリー・スコット、デヴィッド・リンチ、クローネンバーグ、1980年代は「なんじゃこりゃー!」な個性豊かな監督がぞくぞく登場。
ぞくぞくしながら映画館に通ったていた。
いい時代だったな。
65点
2022/05/19
評決
THE VERDICT
1982年(日本公開:1983年03月)
シドニー・ルメット ポール・ニューマン シャーロット・ランプリング ジェームズ・メイソン ジャック・ウォーデン ミロ・オーシャ エド・ビンズ リンゼイ・クローズ ロクサーヌ・ハート ジュリー・ボヴァッソ ジェームズ・ハンディ ウェズリー・アディ ジョー・セネカ ルイス・J・スタッドレン ケント・ブロードハースト コリン・スティントン
医療ミスで植物人間にされた女性の訴訟をポール・ニューマンが引き受ける。最初は示談金目当てだったのが、被害者の病室を訪れ正義に目覚め、裁判に勝つためには手段を選ばない被告側弁護士ジェームズ・メイソンと法廷で対決する。
スジだけ抜くと単純明快なハリウッド娯楽映画。
「十二人の怒れる男」でデビューし、舞台演出に長けたシドニー・ルメットの本領発揮。無駄なく構成された脚本(デヴィッド・マメット)を的確に演出。
ポール・ニューマン、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン、シャーロット・ランプリングといったスター級だけでなく、出番の少ない脇役まできっちりした芝居をみせる。
ボストンを舞台としたプロダクション・デザインも完璧。
人工呼吸器に繋がれてベッドに横たわる被害者。ポラロイド写真が現像されるまでをじっくり見せ、主人公の感情の変化を描いたショットが秀逸。
ランブリングからの電話のベルに応じないポール・ニューマンのラストシーンが、深い余韻を残す。
ジョニー・マンデルの地味な劇伴が少しだけ使われている。
70点
2022/05/26
トッツィー
TOOTSIE
1982年(日本公開:1983年04月)
シドニー・ポラック ダスティン・ホフマン ジェシカ・ラング テリー・ガー ダブニー・コールマン チャールズ・ダーニング ビル・マーレイ ジョージ・ゲインズ ジーナ・デイヴィス ドリス・ベラック エレン・フォーリー リン・シグペン デブラ・ムーニー エステル・ゲティ クリスティーン・エバーソール
ニューヨークの売れない役者が女装して昼メロのオーディションを受ける。採用されるとでたらめなアドリブ芝居で人気を獲得。共演の子持ち女優を好きになるが彼女はハゲのディレクターと愛人関係。本人は彼女の父親にプロポーズされて、さらに共演しているベテラン男優もアパートに押しかけてのドタバタ。
見所はダスティン・ホフマンの女装ぶり。
デイヴ・グルーシンのBGMが軽快で、定番ストーリーの映画をテンポ良くしている。
恋愛のドタバタがメインとなる後半より、NYCの名もなき演劇人たちの生活が紹介される前半が良かった。芝居仲間の女優(テリー・ガー)や、共同生活している作家(ビル・マーレイ)との関係がうやむやなままになってしまったのが惜しい。
生放送中に正体を明かすクライマックスもあっさりしていて、ホフマンとジェシカ・ラングが和解するラストシーンもセオリーどおりで盛り上がらない。
求婚したジェシカの父親に指輪を返す酒場の場面のチャールズ・ダーニングが、抜群に上手かった。
芸能人エージェント役をシドニー・ポラックが演じている。
しかし、テレビドラマでも可能なこの題材をシネスコで撮る意味あるのか?
フレームの左右スカスカなのが気になってしようがなかった。
60点
#1980年代のロマンチック・コメディ
2022/05/28
48時間
48 HRS.
1982年(日本公開:1983年10月)
ウォルター・ヒル ニック・ノルティ エディ・マーフィ アネット・オトゥール ジェームズ・レマー ソニー・ランダム デニース・クロスビー フランク・マクレー デヴィッド・パトリック・ケリー ブライオン・ジェームズ ケリー・シャーマン ジョナサン・バンクス クリス・マルケイ ジェームズ・キーン
ヒット作を連発していたローレンス・ゴードン&ジョエル・シルヴァー製作のパラマウント映画。「フレンチ・コネクション」「ダーティハリー」以降、わんさか作られたバイオレンス刑事アクションの1本。
ニック・ノルティのタフガイ刑事が服役中の黒人エディ・マーフィを48時間だけ仮釈放させ、警官殺しの脱獄犯を追う。
白人と黒人のバディものでスタンリー・クレイマーの「手錠のまゝの脱獄」、拳銃を盗まれる刑事は黒澤明の「野良犬」、地下鉄で逃げられる「フレンチ・コネクション」、サンフランシスコを舞台に「ブリット」などなど、過去の映画から拝借してきたアイデアを並べた娯楽編。
TVショー「サタデー・ナイト・ライブ」の人気者エディ・マーフィのスクリーン・デビュー作でもある。
早口で飄々と喋りまくる黒人キャラクターが珍しかった時代。デビューとあって、まだちょっと硬さが感じられ、このあとの「大逆転」「ビバリーヒルズ・コップ」ほどには弾けていない。
エディ・マーフィは「星の王子ニューヨークへ行く」(1988年)までがピークで、スパイク・リーの登場と入れ替わるように影が薄くなってしまった。
一時代を築いた黒人俳優ではあります。
雨に濡れた夜のアスファルトがウォルター・ヒル。
60点
2022/05/28
48時間PART2/帰って来たふたり
ANOTHER 48 HRS.
1990年(日本公開:1990年10月)
ウォルター・ヒル エディ・マーフィ ニック・ノルティ ブライオン・ジェームズ エド・オロス デヴィッド・アンソニー・マーシャル ケヴィン・タイ バーニー・ケイシー フェリス・オーランディ ペイジ・レオン ティシャ・キャンベル
刑期を終えて釈放されたエディ・マーフィと荒くれ刑事ニック・ノルティが、ビリング・トップを入れ替えて再び暴れまわる第2弾。
無駄に派手なアクションと雨に濡れた夜のアスファルト。
これがウォルター・ヒル。
ガンガンに攻めまくるジェームズ・ホーナーの音楽も(マンネリながら)絶好調。
バイク乗りの殺し屋三人組。前作より悪役が凶暴なのが良かったですね。
ラスボスは警察内部には定番なれど、一応フェイントかけて工夫はされてます。
60点
2022/05/31
ビバリーヒルズ・コップ
BEVERLY HILLS COP
1984年(日本公開:1985年04月)
マーティン・ブレスト エディ・マーフィ リサ・アイルバッハー ジャッジ・ラインホルド ジョン・アシュトン ロニー・コックス スティーヴン・バーコフ ジェームズ・ルッソ ジョナサン・バンクス スティーヴン・エリオット ポール・ライザー ブロンソン・ピンチョット ギルバート・R・ヒル デイモン・ウェイアンズ
ヒットメイカー、ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー製作。
軽快ポップスをBGMに饒舌黒人刑事エディ・マーフィが軽妙洒脱に大活躍。単純明快なストーリーがサクサクとコミカルにテンポ良く、堅物白人刑事たちとの友情で締めるエンディングも後味スッキリの爽快アクション篇。
労働者の街デトロイトの犯罪を扱う刑事と、金持ちの生命財産を守るために働くビバリーヒルズ警察の対比が上手い。黒人と白人の対立(「夜の大捜査線」)ではなく、貧富格差で対比させたところがスマート。センスが良い。
クライマックスの銃撃戦を明るい昼間にしたのが良かった。
暗い画面のアクションは好きじゃないし、笑いが多いこの映画にマッチしない。壁を乗り越えようとする白人刑事コンビのドタバタも、敵の自動小銃の弾が(奇跡的に)刑事たちに当たらない偶然も、夜間撮影だと笑いになりにくい。
陽光に照らされてこそのビバリーヒルズ。悪事は夜に、善行は昼に。
あとDVDの音声解説でも監督が語っていたが、倉庫にダークスーツの男たちが集まっていたら、そいつらは悪党だ。
それを逆手に取って観客を騙したのが「スティング」のFBI。
エディ・マーフィにアテ書きされたようなシナリオだが、音声解説によるとクランクインの1ヶ月前まではシルベスター・スタローン主演で準備されていたとのこと。
スライが降板したので急遽エディ・マーフィに合わせて脚本を直したそうだが、結果としてエディの代表作になってしまった。
スタローン版の脚本はスタローンが持ち帰り、ポーラ・ゴズリング原作「逃げるアヒル」に主人公のキャラクターを移植。メナハム・ゴーラン&ヨーラン・グローブスのキャノンが「コブラ」のタイトルで製作するも、興行振るわずハズレな結果に。「ランボー 怒りの脱出」「ロッキー4/炎の友情」でマネーメイキング・スターのトップを走っていたスライは、このあと急速に凋落してゆく。皮肉なものです。
ちなみに製作者ジェリー・ブラッカイマーの出身地はミシガン州デトロイト。
65点
#マーティン・ブレスト
2022/05/31
ビバリーヒルズ・コップ2
BEVERLY HILLS COP II
1987年(日本公開:1987年07月)
トニー・スコット エディ・マーフィ ブリジット・ニールセン ジャッジ・ラインホルド ジョン・アシュトン ロニー・コックス ユルゲン・プロフノウ アレン・ガーフィールド ディーン・ストックウェル ポール・ライザー ギル・ヒル ポール・ギルフォイル ロバート・リッジリー ブライアン・オコナー グレン・ウィスロー スティーヴン・リスカ ギルバート・ゴットフリード トム・バウアー
「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」「トップガン」とメガヒット連発で絶好調のドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマーによるシリーズ第2弾。
稼ぎが大きかった映画の続編はインフレーションがおこる。もっと派手にもっと面白く、もっと儲かるように。映画賞とは無縁の、大衆受けする作品こそがハリウッド映画の王道と割り切った娯楽主義。シンプソン&ブラッカイマーの手腕はみごとなもので、前作を上回るヒットとなった。カッコいいBGMに笑いとアクションてんこ盛り、ストーリーなんぞどうでもよろしい。
口八丁手八丁のエディ・マーフィに感化されたビバリーヒルズ署の刑事コンビも八方破れの大活躍。
監督はトニー・スコット。「トップガン」大ヒットの信頼を得て、シンプソン&ブラッカイマー組の御用達監督に出世した。兄リドリー同様にCMディレクター出身なので、撮影にあたってはストーリーボード(絵コンテ)を用意する。映像そのままを素直に見ていられるから観客は余計なことを考えずにすむ。これに快適なBGMが加わってたいへん心地よい。
007のスペクターもそうだけど、映画に登場する悪の組織は観客を楽しませるために随分と手の混んだ犯罪を計画する。今回の悪党はアガサ・クリスティの「ABC殺人事件」を真似てアルファベット順に強盗を計画。犯行現場に手がかりとなる手紙(挑戦状)を置いてゆく。一輪の花を添えているのが気障だ。
あれだけの武器を所有してるんだったら、宝石店とか競馬場とかケチな仕事してないで、ゴールドフィンガーみたくフォートノックスの金塊貯蔵庫でも襲えばいいのにと思う。
強盗団の実行リーダー役を、当時シルベスター・スタローンの奥さんだったブリジット・ニールセンが演じていて、その大柄なボディが映画のアクセントになっている。
純白のコートで現れる冒頭の宝石店襲撃、情け容赦なく銃を撃ちまくり、ストップウォッチで部下に指示を出す姿がカッコいい。
スタローン夫人へのゴマすりか、前作でクランクイン1ヶ月前にドタキャンしたスライへのアテ擦りか知らないけど、ビバリーヒルズ署の刑事(ジャッジ・ラインホルド)の部屋にはスタローンのポスターが飾られていた。
フザケたりマジメだったりの境界線をスピーディに行き来するエディを見ていたら、クレイジーキャッツの植木等さんを思い出した。
60点