soe006 キャメロン監督のデジタル3D映画

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キャメロン監督のデジタル3D映画

June 12, 2003

キャメロン監督の次の映画は全編デジタルの3D超大作
(情報提供:WIRED NEWS)

ジェームズ・キャメロンは語っている。
「この数年間に目にしてきたことから判断して、35ミリフィルムはもう必要ないと思う。長期的には、映画はすべてデジタル化されるだろう」
デジタル映画の利点は、編集が容易な高解像度映像であること。
撮影した映像をすぐに再生できること。
データはハードディスクに保存され品質が落ちないこと。
撮影済みフィルムのストックにかかる膨大な出費が不要なこと。
こうした優位性により、デジタル映画は遠からずフィルム映画よりも望ましい媒体になる、とキャメロンは確信。

それは、そうだろうけど……
こういう発言を読むと、一抹の寂しさを感じますね。
シネコン全盛で場末の映画館が続々と閉館している。
それに比例して、ますます映画館から足が遠退いてゆく今日この頃。
2〜3本立ての戦争映画やマカロニ・ウエスタンを上映していた、ときおり便所の臭いも漂わせていた二番落ちの映画館。
平日の昼間なのに、客席に座っていたおじさんたち。今は何処で何をしているのだろう? 売店で売られていた地元商店製造の菓子袋やジュース。スライド上映されるご近所商店街の広告も、今となっては懐かしい。

俺が本当に好きな「映画」って、お洒落なシネコンで上映されている『マトリックス リローデット』や『ターミネーター3』ではなく、二番落ちして2〜3本立てで上映されていた空手アクションやマカロニ・ウエスタン、戦争映画だったのかも知れない。
……ただの感傷、懐古趣味だろうけど、つくづく歳を感じる、今日この頃。

え、腰痛で弱気になっているだけなの?

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