ドラゴンヘッド
September 16, 2003
原作の漫画を知らない怪獣映画応援サイトの管理人としては、
ドラゴンの登場に期待してました……そんな奴、客席に俺だけ?
だって、視覚効果は平成『ガメラ』の樋口真嗣なんだぜ。
ウズベキスタンにオープンセットを作ってロケしたんだって。
火薬とCGをふんだんに使って好き勝手やり放題。凄いね。
主役の若者は何者?
芝居しなくてもいいような設定の役だけど……でも、お客さん相手の商売なんだから、ちっとは演技とかして見せてよ。
狂っちゃう若者も、襲いかかってくる馬鹿者も、まぁ当たり前っぽい狂い方(ステレオタイプ)でしかないし……
ちょっと乱暴だけど、
この映画、登場人物いらなかったんぢゃないの。
いちばん気になったのは、箱根(だったっけ?)から東京まで移動するのに、その距離感がまったく感じられなかったこと。
脚色・監督は、深夜ドラマ『NIGHT HEAD』とか『アナザヘブン』とか、おじさんにはよく分からん世界を描くのが好きな飯田譲治。
(NAKA 雅 MURAと斎藤ひろしとの共同脚色)
今回も最初っから最後まで、
やっぱりなにがなんだかサッパリ分からなかった。
現代人にとってオアシスとなる場所がコンビニってことだけは、
よ〜く分かりました。