突然、ショパンが聴きたくなって
March 14, 2006
唐突にショパンが聴きたくなったので、近所のＣＤ屋まで自転車をかっ飛ばしました。
最近はすっかりネット通販に頼りっきりで、リアル店舗でのＣＤ購入はほとんどありません。あったとしても中古屋ばかり。
まるで狐憑きのように、突然のことだったので、ネットじゃ間に合いません。いますぐでなきゃ困る。早く、早く！
ってなことで……３月のなごり雪がしんしんと降るなか、かじかむ手を軍手に包み、凍てつくおでこをニットの帽子で保護しつつ、せっせと自転車のペダルを踏んだのでありました。
 
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別れの曲：ショパン名曲集ウラディミール・アシュケナージ（ピアノ）
1. ワルツ第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」 |
だめだね、やっぱり田舎のお店は。
ショパンのＣＤ、１枚も置いてないの。
最近は人気ないのかな？
かつては、ショパン聴いてると女性のランクが１段上がるってことで、女の子にけっこう人気があって、どこの店でもショパンの４、５枚は必ず置いてあったんだけどなあ。
（そんな理由で聴かれるのも困ったものですが）
寒い中わざわざ出向いて、手ぶらで帰るのも馬鹿馬鹿しいので、代わりにグリーグの「叙情小曲集／エミール・ギレリス」（DG）を買っちゃった。
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グリーグ：叙情小曲集エミール・ギレリス（ピアノ）
1. アリエッタop.12-1 Deutsche Grammophon |
降り積もる雪をぼんやり窓から眺めながら聴いてみると、なかなかいいムードです。
ＥＣＭ系のピアノが好きな人向けですね。
だったら、手持ちのチック・コリア・ソロ（ECM）とか聴いとけば良かったじゃん……なんて短絡思考してしまうと、雪のなか苦労して買ってきた俺様がバカみたいに思えてくるから、ここは素直に、買って良かったってことにしておきましょう。
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