Donald Byrd

ドナルド・バードの代表作

超オススメ！　ドナルド・バードを聴くなら、まずこの１枚から。

DONALD BYRD　FUEGO

ファンキー・ブームの1959年に録音され、当時ジャズ喫茶でひっきりなしにリクエストされていた超人気盤。
豊かな歌心と乗りの良いプレイのドナルド・バードはもちろん、共演のジャッキー・マクリーンも百点満点の出来。
名曲「ロー・ライフ」、ゴスペルタッチの「エイメン」など、収録されている6曲すべてがドナルド・バードのオリジナル。
イーストコースト・ジャズを代表する名盤。

ドナルド・バードのベストセラー・ディスク

ドナルド・バード プロフィール

1932年12月9日、デトロイト生まれ。ウエイン大学、マンハッタン音楽院で正式に音楽を学び、空軍での兵役を終えたあと、ジョージ・ウォーリントン・クインテットに参加。ファッツ・ナバロ - クリフォード・ブラウン流儀の正統なバップ・トランペッターとしてたちまち脚光を浴び、同55年末にはケニー・ドーハムの後任としてジャズ・メッセンジャーズの一員となる。
56年からはフリーランサーとして、ブルーノート、プレステッジ・レーベルのセッション・レコーディングに数多く起用され、ケニー・バレル、ジョン・コルトレーン、ジャッキー・マクリーン、ソニー・クラーク、ソニー・ロリンズ、ハンク・モブレー、セロニアス・モンクらと共演、名声をひろめる。
1957年からジジ・グライス（アルト・サックス）と「ジャズ・ラブ・クインテット」を、58年からはペッパー・アダムス（バリトン・サックス）と組んだ双頭コンボを結成し、意欲的に音楽活動していたが、63年と65年にヨーロッパ留学して作曲法を学び、66年に帰米するとコロムビア教育大学にて黒人問題や公民権問題を研究、博士号を取得して多くのカレッジで教鞭をとり、73年にワシントン大学音楽部主任教授に就任。
同時にハワード大学の学生を加えて結成したグループ「ブラックバーズ」を従え、全米の演奏旅行を敢行。
ファンク・ロック路線の演奏は商業的に大成功を収め、ブルーノートからリリースされた『ブラック・バード』は同レーベル創立以来のビッグ・セールスを記録した。