東京メイド交響楽団 登場!
March 24, 2006
昼飯(自家製豪華版特製サンドウィッチと珈琲)をいただいて、腹一杯になったあとで乳脂肪分3.8、ストコフスキーの濃厚「チャイコフスキー:交響曲第5番」(Decca)を聴いてたら……
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チャイコフスキー:交響曲第5番
レオポルド・ストコフスキー 指揮
1. チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 1966年9月 ステレオ録音 Decca |
胸焼けしそうになったので、近所のCD屋まで腹ごなしに自転車をカッとばしますたです。
確か、チャイコフスキーとドヴォルザークの「弦楽セレナード」がカップリングになっているカラヤン盤が出てたので、それあったら買おうかにゃー、とか、思っていたのですが……
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チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
1. チャイコフスキー:弦楽セレナード ステレオ録音 Deutsche Grammophon |
このシリーズ、今回が最終回(オチとなります)。
ここまでの流れを整理しておきましょう。
3月14日(突然、ショパンが聴きたくなって
)
唐突にショパンが聴きたくなって、雪降りしきるなか自転車で近所のCD屋へ。
しかし、ショパンは1枚もない。
3月17日(ボレロな春の日)
唐突にラヴェルのボレロが聴きたくなって、春の陽光を浴びながら近所のCD屋へ自転車で。
しかし、ラヴェルは1枚もない。なぜかリストのCDが多い。
そして、迎える最終回。
いよいよ大団円、チャイコフスキーの登場です。
賢明な方は、もうすでにお察しのことかと存じます……
やっぱ、田舎はダメだなあ!
チャイコフスキーのCDは、1枚も置いてない!
しかしここで、思わぬ拾いもの発見。
チャイコフスキーを探していて、先日、見つからなかったショパンが、
「C」の棚にわんさか並んでおるではないか!
うむむ、これは如何したことか……かような場所に間違えて置いてあったとは。
俺様は親切な性格ゆえ、ちゃんと「S」の棚に並べ直しておきました。
これで、あとのお客様も、即座にショパンを見つけることができるでしょう。
めでたし、めでたし。
蛇足説明:
ラヴェルが1枚もなくて、リストが多いってとこが、伏線でした。
まあ、それでもクラシック売り場は閑散としております。
なんとかベスト100とか、101とか、そんなのがゴチャっと平積みされていて、棚の一番目立つパネルには、邦人(美形)アーティストたちのCDがズラーッと並び、まるで歌謡アイドルの如き華やかな彩り。
いいですね、こういうのも。店でジャケットを眺めるぶんには。
絶対に買わないけど。
だって……3000円あれば、グラモフォンのパノラマが2セット(4枚)買えるじゃん。
この、見て楽しむクラシック音楽ブーム、ついに、というか、とうとう……
こんな時代に突入してしまいますた!
「メイド交響楽団」が登場 (ITmedia News)
うひょ〜〜〜〜〜〜〜!
都内の音大生を中心に、昨年冬に結成。ピアノ&ボーカルのみみさん(20)は、名前に合わせ、ネコミミとしっぽ付きの衣装で演奏。チェロの紫苑さん(20)は、エヴァンゲリオン好きの音大生だ。<エヴァ好きってところが、アキバ系に媚びていてなかなかよろしいです。
この先、どーーーーーなっちゃうんでしょうね。
次の展開に、が、が、が、俄然、期待が(わくわくどきどき)ふくらみますですねえ。
……ねえ?
(ちょっと不安になって、周囲に同意を求めている感じ)