soe006 9月になれば

この日記のようなものは、すべてフィクションです。
登場する人物、団体、裏の組織等はすべて架空のものです。ご了承ください。

9月になれば

September 3, 2005

少しはサイトの更新もできるのかな?
ここにも、4〜5行でもいいから、毎日なにか書いておいた方が良いのだろうが、あいにく、書きたいことが何もない。
このサイトも、いよいよなのかも知れない。

なにしろ、サイト・コンテンツになっているジャズを、
最近は聴いていない。
映画もまったく観ていない。映画音楽もほとんど聴かない。たまにマルコ・ポーロや、英国シャンドスの新録音盤を聴く。サントラ盤の98パーセントはクズだと断言した某作曲家の言葉が、岩に染み入る蝉の声。
唯一コンテンツに関係しているジャンルで、いま熱心なのは読書で、現在16作目の『たとえば、愛』に突入……そう、エド・マクベインの87分署シリーズを、最初から読み直している最中なのであります……ならば、それについて書けばよいものを、と思われるでしょうが、そうは上手くいかないのが世の常でありまして。
俺は文章を書くのが苦手なくせに、書けば書いたでダラダラと長文になり、この長文ってのが曲者(くせもの)でして、一度長文を書いてしまえば、もう元には戻れない、これはホントにホントの真実、嘘偽りござんせんの法則なのであります。いったん長ぁ〜い文章を書いたあとで短い文章を書くと、なんだか手抜きしちゃってるような後ろめたさと、そうじゃないんだホントはそんな単純じゃないんだ、もっと説明を加えておかねば読者に理解していただけないんだ、もっと細密に適切な言葉を選んで、もっと深くきめ細かく執念で書くのだ。いやいや、そんなことはどうでもいいのだ、なによりも肝心なのは、「こいつ、そんなことも知らないのか」と思われるのがイヤなんだ。だから知ってることはなんでもかんでも、知らないことは調べてでも、なにがなんでもいっぱいいっぱい書かねばならぬのだ。ひらがなばっかりの口語体でもよいのだ。それで芥川賞を受賞した女性作家もいるのだ。ひゅう、とか意味なく入れてもよいのだ。毎日ブログにカキコミしてる女の子はみんなやっておるのだ。だから俺もやるのだ、ぴゃっ!

しかし、顔文字だけは、もう恥ずかしいのだ。

いやそうではなくて、「87分署シリーズ」が面白くてやめられず、このような駄文書いてる時間があるのなら、早く次を読みたい。
そーゆーことなのであります。

実は、本日は「ゴールドスミスを聴く。その3回目」または、「チャールズ・チャップリンの映画音楽(3)」を書いておこうか、とも考えていたのです。いたのですが、その前にちょっと余所様のサイトを覗いてみたところ、 jumusさんの8月31日付の映画音楽本製作日誌に、俺が書こうと考えていたことが、ほぼ完璧に書かれていたので、つまり、そういうことなのであります。そっちをお読みください。

あと、なんだっけ? え、ストコフスキー?
そうそう。先日、「カルミナ・ブラーナ」ばっかり10枚くらい連続で、それと、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を、これも連続10枚くらい聴いてみたのですが、いくら好きな音楽といったって、やっぱり10枚連続だとさすがに厭きますね。それぞれ2枚くらい、これが最高ってCDがあって、それなら何度聴いても大丈夫なんですけど。
結局、演奏次第なんですね。

いくらカレーが好きだからって、3食ボンカレーばっかりじゃ厭きる。
朝が辛口だったら昼は甘口、そして夜は中辛。
それでもボンカレーはボンカレーじゃ!

ということで、今日のお昼はそうめんにしよう。
伴奏(BGM)は、ワーグナー。「タンホイザー」を聴きながら、スケールのでっかいそうめんを茹でるのだ!

それでもそうめんはそうめん。

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