或る夜の出来事|映画スクラップブック


2021/04/07

或る夜の出来事

或る夜の出来事|soe006 映画スクラップブック
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IT HAPPENED ONE NIGHT
1934年(日本公開:1934年08月)
フランク・キャプラ クラーク・ゲイブル クローデット・コルベール ウォルター・コノリー ロスコー・カーンズ アラン・ヘイル ウォード・ボンド

フランク・キャプラとコロムビア社を一躍一流に押し上げた大ヒット作。
ロマンチック・コメディの古典、元祖ツンデレ。

或る夜の出来事

バスを降りてからの後半のテンポのよさ。いつ見ても、何回見ても面白い。

(そんなに本数多く見ていないけど)クラーク・ゲーブルは本作がいちばん格好良い。ゲーブルを真似てワイシャツの下にアンダーシャツを着ない男が増え、下着メーカーから苦情があったとか。ヒロインの父親(大富豪)が彼を気に入ったのと同じように、本作のゲーブルは男性客にも受け入れられた。

今回は、横顔は左側からしか撮らせなかったというクローデット・コルベールをチェックしながら見た。やっぱり左からの横顔が多い。が、右のカットも少しだけあった。

DVD特典に入ってたキャプラ・Jrの解説によると、ジェリコの壁は台本になく、コルベールが撮影中に出したアイデアだったという。

或る夜の出来事

製作された1934年は「キング・コング」の翌年。
この映画でも背景に大恐慌時代のアメリカが描かれている。

70

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映画採点基準

80点 オールタイムベストテン候補(2本)
75点 年間ベストワン候補(18本)
70点 年間ベストテン候補(83本)
65点 上出来・個人的嗜好(78本)
60点 水準作(77本)
55点以下 このサイトでは扱いません

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