久しぶりに故郷アリゾナ州プレストンに帰ってきたスティーブ・マックィーンは、ロデオ大会で前回失敗した荒牛乗りに再チャレンジ。見事新記録をだして賞金を獲得する。
翌朝、母親アイダ・ルピノに別れを告げると、金鉱採掘で一攫千金を夢見る父親ロバート・プレストンのためにオーストラリア行きの航空券(ファースト・クラス)を買い、次の巡業への旅に出る。
最も好きなサム・ペキンパー監督の映画。
最も好きなスティーヴ・マックィーン主演の映画。
時代遅れのカウボーイ稼業に身を置くマックィーンとロバート・プレストンの父子をメインとした家族の物語。
ペキンパーの理想、男の夢。ファンタジー。
マックィーンのソーラー・プロが製作。
プレストンがオーストラリア行きの費用をマックィーンに無心する駅の場面がいい。
ロデオ競技の場面は、かなりのショットでマックィーン自身が演じている。
母親役のアイダ・ルピノは1950年代に活躍した女優さん。
この映画と「ハイ・シエラ」と「魔鬼雨」の3本だけでしか見ていなかったけど、50年代にはスリラー映画の監督もやっていたことを最近になって知りました。
点