soe006 クリスマス・アルバム:ヴォーカル&コーラス編

クリスマス・アルバム:ヴォーカル&コーラス編

December 22 2010

クリスマス・アルバムをまとめて聴く第3弾はヴォーカル編です。ジャズのヴォーカルって扱いが難しいんですよ。ポピュラーとの境界線が曖昧でしょう? どこまでがジャズでどこからポップスなのか、不毛な論争のネタになりやすい。前回、前々回も明らかにジャズとは呼べないディスクを扱っていますが……今回はもうドガジャガ!
特に今年のホリデー・シーズンをターゲットにリリースされた新譜については、なぜここで扱うの? みたいなことになっちゃってます。

なるべく波風がたたないように、まず最初はシンガーズ・アンリミテッドのロングセラー盤から。

クリスマス ザ・シンガーズ・アンリミテッド
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クリスマス ザ・シンガーズ・アンリミテッド

Christmas The Singers Unlimited
MPS/Verve/Polygram

01. Deck The Halls
02. Ah Bleak & Chill the Wintry Wind
03. Bright, Bright The Holly Berries
04. Jesu Parvule
05. Caroling, Caroling
06. What Are The Signs
07. Nigh Bethlehem
08. While By My Sheep
09. It Came Upon A Midnight Clear
10. Silent Night
11. Joy To The World
12. Wassail Song
13. Carol Of The Russian Children
14. Good King Wenceslas
15. Coventry Carol
16. Oh Come All Ye Faithful
17. Have Yourself A Merry Little Christmas

Release Date: 1972

これもジャズじゃないだろって言う人がいるだろうけど。
収録曲のほとんどが賛美歌ですもんね。

ハイ・ローズのジーン・ピュアリングがリーダーだからか、一般的にジャズに分類されているものの、多重録音のアカペラは異質ですよね。
音がきれいなのでデジタル時代の録音かなって思ってたんだけど、オリジナル(LP)は 1972年のリリースだったんですね。
きほんの基本編で出しておいても良かったかとも思います。

クリスマスはこれじゃなきゃイヤだ、って人も多いんですよ。
静謐な響きが神聖なクリスマスを感じさせますもんね。
でもこれ聴いてジャズっていいね、もっと聴いてみたいなって思う人はいないだろうな。同じ賛美歌でもマヘリア・ジャクソンなら、こっち側に引きずり込めそうな気もするけど。

次もアカペラ。
グラミー賞受賞のコーラス・グループ、Take6によるクリスマス・ソング集です。

Take 6:ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ジ・イヤー
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Take 6:ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ジ・イヤー

Take 6:The Most Wonderful Time of the Year
Heads Up/Telarc

01 It's The Most Wonderful Time Of The Year
02 White Christmas
03 Grinch Introduction (The Grinch,You're A Mean One Mr. Grinch)
04 Sleigh Ride
05 I'll Be Home For Christmas
06 It Came Upon A Midnight Clear
07 The Sugarplum Dance (Dance Of The Sugarplum Fairy)
08 I Saw Three Ships
09 Jingle Bells
10 Christmas Time Is Here

Release Date: Oct 5, 2009

カクスコって劇団があったんですよ。
昭和の匂いがむんとする芝居ばかりやっていました。
扱っているネタというか、ガジェットが、どんぴしゃりストライクゾーンに入っていて大好きな劇団だったんです。
2002年に解散しまして。すごく寂しい。

ああ、もう一度カクスコの芝居が観たいなあ!
そんな気分にさせてくれるアルバムです。

(カクスコを観たことある人にしか分からない説明ですみません)

Take6 を聴いたのは初めてでしたが、カクスコ並に巧いですね。
グラミー賞受賞してるくらいだから、巧くて当たり前か。
ラストの「Christmas Time Is Here」だけ可憐な女の子の歌が入ってます。シーラ・フレイジャー(Shelea Frazier)って名前なんですが、検索かけたら 1948年11月生まれの女優さんが引っかかったんですけど、別人でしょうね。
すみません、音楽と関係ないことばかり書いて。

次、いきましょう。

コーラスが続きます。
マントラには新しいアカペラのクリスマス・アルバムもありますが、アカペラばかりじゃ飽きるから、こっちを聴きましょうか。

マンハッタン・トランスファー:クリスマス・アルバム
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マンハッタン・トランスファー:クリスマス・アルバム

The Manhattan Transfer: The Christmas Album
Sony Special Product

01 Snowfall
02 Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
03 Santa Claus Is Coming To Town - Santa Man
04 The Christmas Song
05 Silent Night Holy Night
06 Caroling, Caroling
07 Happy Holiday - The Holiday Season
08 Christmas Love Song
09 It Came Upon A Midnight Clear
10 Have Yourself A Merry Little Christmas
11 Goodnight

Release Date: 1992

これはもうなんと言うか、前の2枚が地味だったのですごく豪華に感じられますね。
1曲目(クロード・ソーンヒル楽団の「スノーフォール」)からエンディング(ビートルズの「グッドナイト 」)まで、全体は落ち着いた雰囲気で統一されてるんですけど。「サンタが街にやってくる」とか弾けてるナンバーもないではありませんが、「レット・イット・スノー!」だって、スロー・テンポでロマンチックに歌ってるし。
ちなみに「レット・イット・スノー!」をスローテンポで歌うのは、ドリス・デイが30年前にやってましたけどね。

毎度のことながら、マントラのアルバムはゲストが豪華なんですよ。本作もジャック・シェルドン(tp)とか、ハリー・スィーツ・エディソン(tp)とか、ピート・クリスリブ(ts)とか。メル・トーメの「ザ・クリスマス・ソング」でリードをとるのはトニー・ベネットですよ! すごい贅沢。
おまけにジョニー・マンデル編曲のストリングスとコーラスですもの。金がかかってます。上品にまとまっていて、是見よがしな押し付けがましさはありませんけど。
マントラですから、歌がうまいのは言わずもがな。

だけど、これもあまりジャズっぽくないアルバムですね。マントラって、ジャズもたまにやるポップス・グループですもんね。
このゴージャスなクリスマス企画盤は、あきらかにポピュラー売り場に置かれることを意識した内容です。

超個人的にヘビーローテーションなクリスマス・コーラスは、こちらです。

ザ・リッツ:スピリッツ・オブ・クリスマス
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ザ・リッツ:スピリッツ・オブ・クリスマス

The Ritz The Spirit of Christmas
Denon

1 The Spirit of Christmas
2 Silent Night
3 Have Yourself A Merry Little Christmas
4 Wonderful Christmas Time
5 Sleigh Ride
6 What Child Is This (Greensleves)
7 The Christmas Song
8 Carol Of The Bells
9 Christmas Time Is Here

Recording Date: Jul 22, 1988 - Jul 26, 1988

ザ・リッツは、1982年にボストンで結成されたジャズ・コーラス・グループ。男女2人づつのヴォーカルはマンハッタン・トランスファーと同じ編成ですが、これにピアノ・トリオが加わった7人がレギュラー・メンバー。

上記マントラ盤が、子供たちのセリフまでオーバーダビングして、演出過剰なくらい作り込んでいたのに対し、ザ・リッツはストレートなジャズ。
1988年にデンオン自慢の PCMデジタルで録音された日本企画のクリスマス・アルバムで、サックスやギターがゲスト参加しております。

人気はマントラに遠く及ばなかったザ・リッツですが、実力は互角。スウィングに徹した選曲と演奏で、ジャズ・ファンにはこっちのほうがより好感をもたれそうなグループだったのですが……もう何年も新譜の噂もないし、まだニューヨークで活動しているのかしら。
デンオン(日本コロムビア)がデノンに改称して、ジャズの録音やめちゃったのは、ほんとうに惜しいです。ビリー・ハーパーの『ラヴァーフッド』(1978年)とか、演奏良し録音良しの高品質なレコードをいっぱい出していたのに。
ザ・リッツのデビュー・アルバムは、ひところ(1986年ごろ?)、どこのオーディオ屋に行ってもデモに使ってました。ま、そのくらい優秀な録音だったんですね。なにしろ世界初の実用PCMデジタル録音(NHK技研との共同開発)ですもんね。

おっさんの懐かし昔ばなしはここまで。
次は今年(2010年)のクリスマス商戦をターゲットにした新作の登場です。

キャサリン・マクフィー:クリスマス・イズ・ザ・タイム・トゥ・セイ・アイ・ラヴ
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キャサリン・マクフィー:クリスマス・イズ・ザ・タイム・トゥ・セイ・アイ・ラヴ

Katharine McPhee : Christmas Is The Time To Say I Love You
Verve Forecast

01 Have Yourself a Merry Little Chritmas
02 Jingle Bells
03 It's Not Christmas Without You
04 O Holy Night
05 Silver Bells
06 Christmas Is the Time
07 O Little Town of Bethlehe
08 What Are You Doing New Year's Eve
09 White Christmas
10 Who Would Imagine a King

Release Date: Oct 12, 2010

米国で人気の新人歌手発掘番組「アメリカン・アイドル」第5シーズン(2006年)で準優勝したキャサリン・マクフィーのクリスマス企画アルバム。

ジャケ買いです、これは。ルックスがもろ好みだったもので。中学のころに憧れていた同級生にちょっと似た面影がありまして。あはは。
歌手の見た目でCD買っちゃうなんて、寺島靖国じゃあるまいし。
おれもすっかりジジイだな。(……反省)

日本でも昔々、「スター誕生」ってオーデション番組がありました。花の中三トリオとか、榊原郁恵とか……またむかし話やってる?
ぜんぜん詳しくないけど、「アメリカン・アイドル」は番組視聴者からの電話投票でグランプリを決める方式だそうで、歴代の受賞者にはR&Bのオッサンとかもいますし、容姿よりも歌唱力重視の番組だとか。

そんな履歴の持ち主だけあって、歌はうまいです。スタンダードなクリスマス・ソングをそつ無くこなしてます。スローな「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」を1曲目に持ってくるあたりに、彼女の自信が感じられます。
但し、ポップス歌手としての評価ね。

ジャズとポップスの線引きなんて、ほんとにバカバカしいんですけど。
40年近く Jazz聴いてますから、ジャズとポップスの違いは分かります。
頑張ってるんですよ、彼女。ずいぶん勉強して、ジャズっぽく唄ってる。
でもジャズの歌唱法じゃないんだ。
歳食ったアイドル歌手がアダルト路線に変更して、古いラヴソングを唄うようになると、みんなこんな感じ。
彼女はまだ若いんですけどね。媚が混じって本当の大人の歌を唄えてない。そこがカワイイってファンも多いだろうけど。
映画にも出演するそうだし、これからどんな場所に向かっていくのか、まだ未知数の女の子ですね。

次はまたまたジャケ買いの1枚。
こんどは眼鏡っ娘だ!

スージー・アリオリ:クリスマス・ドリーミング
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スージー・アリオリ:クリスマス・ドリーミング

Christmas Dreaming Susie Arioli featuring Jordan Officer
Spectra Musique (Canada)

01 Have Yourself A Merry Little Christmas
02 Winter Wonderland
03 Blue Christmas
04 Call Collect On Christmas
05 I'll Be Home For Christmas
06 I've Got My Love To Keep Me Warm
07 When You Wish Upon A Star
08 La Peregrinacion
09 Old Toy Trains
10 What Are You Doing New Year's Eve!
11 Christmas Dreaming
12 Ave Maria

Release Date: Nov.2010

だまされた。
ジャケ写真、照明ですっとばしてるから、パッと見で若い娘さんと間違えた。実際は結構な歳のおばさんでした。

この女性はジャズ歌手です。
伴奏の編成がちょっと変わっていて、ギターとベースの簡素なピアノレス。普段もこの編成で、モントリオールにて活動しているみたいです。
声域は広くないし声量も大きくはないけど、曲によってはカントリー・ソングっぽく聞こえたりもするけど(4曲目「Call Collect On Christmas」)。
メロディをフェイクさせる技は堂に入ってるし、いい雰囲気持ってます。

映画『ピノキオ』の主題歌「星に願いを」(7曲目)やアリエル・ラミレスの「巡礼」(8曲目)など、選曲もちょっと変わっていて面白い1枚でした。

次は女性コーラス・グループを2枚。

ウィルソン・フィリップス:クリスマス・イン・ハーモニー
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ウィルソン・フィリップス:クリスマス・イン・ハーモニー

Wilson Phillips Christmas in Harmony
Masterworks

01 Wish It Could Be Christmas Every Day
02 Little Drummer Boy
03 Warm Lovin' Christmastime
04 When A Child Is Born
05 Christmastime
06 Silent Night
07 Santa Claus Is Coming To Town
08 Silver Bells
09 Sleigh Ride
10 Joy
11 Winter Wonderland
12 The Christmas Song
13 Our Prayer

Release Date: Oct 12, 2010

ウィルソン・フィリップスは、元ママス&パパスのジョン&ミッシェル・フィリップスの娘であるチャイナ・フィリップスと、元ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの娘であるカーニー・ウィルソンとウェンディ・ウィルソンの二世3人娘で結成されたコーラス・グループ……だそうです。

これはもう完全にポップスですね。
キャサリン・マクフィー盤が狙っていたジャズィな味付けは、まったくありません。
しかし、なんだってこの手のポップスって、馬鹿の一つ覚えみたいにリズム・セクションがワンパターンなんだろう。
彼女たちの歌唱法はぜんぜんジャズじゃないけど、それでも伴奏次第では聴けるアルバムになったのでは、と思うんですよ。
歌は巧いです、あくまでもポップスとしてだけど。

クリスマス・シーズンにしか聴かないんだから、こんなのが1枚あっても、まぁいいか。いっそのこと、マライヤ・キャリーも買っちゃうか?

ハズレを引いてやけのやんぱち、自虐の歓びを噛みしめながら、次はこのジャケットだもの。
まったく期待してませんでしたが……

クリスマス・ウィズ・ザ・プッピーニ・シスターズ
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クリスマス・ウィズ・ザ・プッピーニ・シスターズ

Christmas With The Puppini Sisters
Verve Music

01 Step Into Christmas
02 Santa Baby
03 Here Comes Santa Claus
04 Last Christmas
05 Let It Snow
06 White Christmas
07 All I Want For Christmas
08 Mele Kalikimaka
09 Winter Wonderland
10 O Holy Night

Release Date: Oct 5, 2010

これが良かった!
だんぜんゴキゲンなクリスマス・アルバムです。

ボスウェル・シスターズ、アンドリュース・シスターズの太古からポインター・シスターズまで、アメリカン・ポップス界にどんだけシスターズが登場したのか、数えたこと無いので知りませんが。

姉妹三人寄ればなんとかシスターズ。

そういえばジュディ・ガーランドもガム・シスターズでデビューしたんだっけ。そんなに米国人はチェーホフが好きなのか?

それはさておき。
このザ・プッピーニ・シスターズほどインチキなシスターズは、人類史上例を見ないでしょう。なにしろ、シスターズを名乗っていながら、三人は血縁関係なしのまったくの他人。髪の色だって、黒(マルセラ・プッピーニ)、金(ケイト・マリンズ)、赤(ステファニー・オブライエン)。ルックスも体型もそれぞれバラバラ。こんな3人が姉妹なわけがない。
しかも全員ヨーロッパ人(イタリア1+イギリス2)なんですぜ。
英国の名門トリニティ音楽大学でピアノやヴァイオリンや声楽(クラシックです)を勉強していたはずの三人娘が、親の反対があったか無かったか知らないけど、こともあろうかアメリカン・ポップス、しかも半世紀以上も昔のスタイルでコーラス・グループを結成。

ノリノリじゃん!

1曲目、エルトン・ジョンの「ステップ・イントゥ・クリスマス」が始まった瞬間、マジ、耳を疑ったですよ。
スウィング感抜群で、速いテンポのフレーズも、技巧をちりばめつつ楽々こなしちゃってるじゃないの。

先のウィルソン・フィリップスを聴いてるとき、アンドリュース・シスターズが 21世紀の現代にデビューしてたら、こんな感じになっちゃうのかなあ、などと想像してたんですが……こちらのプッピーニ・シスターズは、なんと、アンドリュース・シスターズを21世紀に復活させちゃってるんです。

アーサー・キットの悩殺ヴォイスで有名な2曲目「サンタ・ベイビー」を聴き終えたころには、彼女たちが過去にリリースしていたアルバムをネットで検索、アマゾンに注文してましたぜ。

プッピーニ・シスターズのアルバムは、このクリスマス企画盤が3枚目で、ファースト・アルバムにはアンドリュース・シスターズの「素敵なあなた」やインク・スポッツの「ジャバ・ジャイヴ」も収録。
これは楽しみだ。

彼女たちは デジタル時代によみがえったアンドリュース・シスターズなんだけど、まるまる物真似をしているんじゃなくて、アンドリュースの魅力的なところは完璧にいただいたうえで、それ以降のサウンドも適材適所に、邪魔にならない程度の匙加減で入れている。そのセンスが抜群に良いんだなあ。

また彼女たちの声質も実にチャーミングで好みのタイプ。
選曲も、ハワイアン「メレ・カレキマカ」(ビング・クロスビーとアンドリュース・シスターズでヒット)なんか入れちゃったり、ゴキゲンだよ。
マライヤ・キャリーの「恋人たちのクリスマス All I Want For Christmas」やワムの「ラスト・クリスマス」といった新しいポップ・ナンバーも、「レット・イット・スノー!」や「ホワイト・クリスマス」、「ウインター・ワンダーランド」などのスタンダードと並べて、無理なく、統一感を保ってるのがいい。
過去80年間におよぶアメリカン・ポップスの集大成、って言ったらさすがに大袈裟すぎるけど、時代性を超越した、無国籍ならぬ無世代ポップスの上物良盤。
いまの若い世代にも受け入れられる、おしゃれなポップ・サウンドだと思うよ。

なんで日本のレコード会社は国内盤を出さないんだろう。
来日コンサートを招聘するプロモーターはいないのか。
3人揃ってすごい美人なのに、寺島靖国は何してるんだ?

なにからなにまで嬉しいことだらけのアルバムで、唯一の不満はトータルの収録時間が 34分と短いことだけ。
久々に超個人的満塁ホームランのディスクと出会えました。

さて、今回のヴォーカル編、ほとんどポップスのアルバムばかりになってしまったので、最後に、罪滅ぼしにエラ・フィッツジェラルドが1960年に録音したVerveの名盤をご紹介。

エラ・フィッツジェラルド スウィギング・クリスマス
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エラ・フィッツジェラルド スウィギング・クリスマス

Ella Wishes You Swinging Christmas
Verve/Universal Music

01 Jingle Bells
02 Santa Claus Is Coming To Town
03 Have Yourself A Merry Little Christmas
04 What Are You Doing New Year's Eve
05 Sleigh Ride
06 The Christmas Song
07 Good Morning Blues
08 Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
09 Winter Wonderland
10 Rudolph The Red Nosed Reindeer
11 Frosty The Snow Man
12 White Christmas
13 The Secret Of Christmas
14 We Three Kings Of Orient Are O Little Town Of Bethlehem
15 Christmas Island
16 The Christmas Song (Alt)
17 White Christmas (Alt)
18 Frosty, The Snowman (Alt)

Recording Date: Jul 15, 1960 - Aug 5, 1960

ノーマン・グランツのプロデュースで、ヴァーヴに録音されたエラ・フィッツジェラルドのクリスマス・ソング集。伴奏の編曲はフランク・デ・ヴォールとラッセル・ガルシア。CD化の際にオルタネイト・テイク3曲を追加。

上記のどのディスクよりも、ジャジィな魅力に満ちているクリスマス・アルバムの名作です。

スタンダード・ソングブック クリスマス・ソング編
The Christmas Song
Have Yourself a Merry Little Christmas
Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
Silent Night
Silver Bells
White Christmas
スタンダード・ソングブック ウインター・ソング編
Baby, It's Cold Outside
I've Got My Love to Keep Me Warm
My Funny Valentine
Violets for Your Furs
クリスマス・アルバムをまとめて聴く
クリスマス・アルバム:2011年度版(2011年11月09日)
クリスマス・アルバム:普通のジャズ編(2010年12月23日)
クリスマス・アルバム:ヴォーカル&コーラス編(2010年12月22日)
クリスマス・アルバム:おしゃれファッション編(2010年12月21日)
クリスマス・アルバム:きほんの基本編(2010年12月20日)

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