マジフレ、マジピー
July 9, 2006
長雨も一段落して、久しぶりに青空が現れたのは吉祥なれど、一気に夏到来で気温が急上昇、アタマはクラクラ。何もする気が起こりません。
約半月の更新中断中はあれこれ書きたいことを考えていたのですが、今となってはそれが何であったのかさえ思い出すのも億劫なほどで……
夏バテでも、食欲だけは不思議に平時と変わらないので、今日は食べ物の話題。例によって例の如く……早い、安い、旨いの。
ホルスト「惑星」ベスト3とか、ストコフスキーのベスト5とか、イーストコーストとウエストコーストのジャズの特徴、さらに、20世紀の音楽に与えたジャズの影響、アフリカ音楽の楽器とリズムについての考察、ジャズとそうでない音楽との違い、ロックンロールの発生とジャズの相関関係についてとか。あと、夏ってことで、Silva Screenの再録音盤「ハマー・ホラー作品集」について書いてもいいかなって思うんだけど……メンドクサイのは後回し。
まずは、食べ物の話題。
先日NHK-BSで、MGMミュージカル映画をまとめて放送していたんですね。「オズの魔法使」とか「雨に唄えば」とか「バンド・ワゴン」とか。その中に(まるでドサクサ紛れのように)20世紀フォックスが2001年に製作した「ムーラン・ルージュ」が混ざってたので、(ミュージカル好きに珍品と酷評されていたし、まだ観たことなかったので)ついでに観たのですが、始まって30分くらい(侯爵にでっち上げのストーリーを披露するあたり)で観るのを止めちまいました。どんなにつまらなくても、そのつまらない理由を考えつつ、たいていの映画はラストシーンまでキチンと観るのですが……そんなのはどうでもいいっす。
とりあえず、食い物の話題を。
★MagicFlakes★ (http://www.urcexports.com)
美味いんです。ほんとうに。
2ちゃんねる風に表現すれば、
マジ(゜д゜)ウマー
フィリピン製のクラッカーです。
上記サイトではチーズ味とかチョコ味なんかも載ってますけど、日本にはまだ、プレーン(略称:マジフレ)と、ピーナッツ・バター味(略称:マジピー)しか入ってきていないそうです。
けっこうボリュームのあるパッケージに、連結した小袋が10個入っていて、これが消費税込み105円(in うちの近所のダイソー/もっと安い店もあるらしい)で買えるってことも驚異ですが……とにかく、うまい。嘘偽りなく、最高裁の証言台で宣誓してもよいほどに、マジうま。
私の好みは、マジピー。
3枚のクラッカーの間にピーナッツバターが挟んであるやつ。
通常、このタイプのサンドって、2枚の間に1層の具でしょ。しみったれてますよね。でもこいつは具が2層になっていて、カリッとサクッの中間にて絶妙な歯触りのクラッカー3枚による豪華な構成。けっこう食べ応えがあります。
クラッカーのほど良い硬さと、ほど良い甘さのピーナッツ・バター。
(そしてここが肝心)腹持ちがよくってカロリーたっぷり。
(さらにここが盲点)幾ら食べても食べ飽きない。
いまのところ、3袋を朝食として食べています。カロリー的には2袋で充分なんですけど。つい、あと1袋に手が伸びてしまうところがマジピーの魔力(マジック)。
朝食代がわずか30円ポッキリ。
これからはお昼もこいつで済まそうと考えています。
夜食に3袋食べて、残りの1袋は3時のおやつ。
1日分のカロリーが100円で補給できる、なんて素敵なんでせう!
貧乏人以外の方も、カロリーは充分間に合ってるよって方も、一度お試しあれ。100円だからってバカにしてると、背負い投げをくらったようなショックを味わいますぜ。