Billie Holiday

ビリー・ホリデイ - ジャズ倶楽部

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ビリー・ホリデイの代表作

超オススメ! ビリー・ホリデイを聴くなら、まずこの1枚から。

Lady Day: The Best of Billie Holiday
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Lady Day: The Best of Billie Holiday

Columbia/Sony
Recorded at 1936 to 1944

[ disc 1 ]
01. What a Little Moonlight Can Do
02. These Foolish Things
03. I Cried for You
04. Summertime
05. Billie's Blues
06. If You Were Mine
07. Fine Romance
08. Easy to Love
09. I've Got My Love to Keep Me Warm
10. I Must Have That Man!
11. Me, Myself and I
12. They Can't Take That Away from Me
13. Easy Living
14. Sailboat in the Moonlight
15. Trav'lin' All Alone
16. When a Woman Loves a Man
17. You Go to My Head
18. My Man
[ disc 2 ]
01. I Can't Believe That You're in Love With Me
02. Very Thought of You
03. I Can't Get Started
04. Long Gone Blues
05. Sugar
06. Some Other Spring
07. Them There Eyes
08. Man I Love
09. Body and Soul
10. Swing, Brother, Swing
11. Night and Day
12. Let's Do It (Let's Fall in Love)
13. God Bless the Child
14. Solitude
15. I Cover the Waterfront
16. Gloomy Sunday
17. Until the Real Thing Comes Along
18. All of Me

ビリー・ホリデイ(vo)、ベニー・グッドマン(cl)、テディ・ウィルソン(p)、カウント・ベイシー(p)、デューク・エリントン(p)、ロイ・エルドリッジ(tp)、チュー・ベリー(tp)、レスター・ヤング(ts)、ベン・ウェブスター(ts)、ジョニー・ホッジス(as)、ベニー・カーター(as)、フレディ・グリーン(g)、オスカー・ペティフォード(b)、ケニー・クラーク(ds)、ジョー・ジョーンズ(ds)、他多数

44歳の若さで生涯を終えたビリー・ホリデイの演奏記録は、大きく3つの時代に分けることができる。
1933年の初レコーディングから1944年までのコロムビア時代。
1944年から1950年までのデッカ時代。
1950年以降のクレフ=ヴァーヴ時代。

コロムビア時代の録音は、ビリーを発掘したジョン・ハモンドによって企画された、テディ・ウィルソンを中心としたブランズウィック・レーベルのためのセッションと、ビリー・ホリデイ楽団名義で録音されたボカリオン=オーケイ・レーベルのためのセッションの2つがあり、両セッションとも、当時のジャズ・シーンを代表するスター・プレイヤーが多数レコーディングに参加しています。

この時期の録音は、別テイクやラジオ放送のエアチェックを含め、現在(2004年)、230曲の存在が確認されています。これらすべてを10枚組CDに収めたコンプリート・ボックスセットが2001年に発売されました。
ここで紹介している2枚組CDは、その巨大なセットから36 曲を抜粋したベスト・セレクションです。
ビリーの少女時代のアイドルがベッシー・スミスであったことは有名で、まだ幼いころ、トンクス(淫売宿=ここで演奏された安っぽいピアノ曲を総称してホンキー・トンク)にあった蓄音機でベッシーの歌を聴きたいばかりに、タダ働きしていたという逸話も残っています。したがって、ビリー・ホリデイのルーツは明らかにブルースにあります。
しかしながら、ここに収められた初期のレコーディングを聴く限り、ビリーはまったく独自にビリーそのものであり、誰かの模倣、物真似、影響といった印象はまったく感じられません。もちろん、先達たちが伝えてきたブルースの精神は確固として受け継いでいます。しかし、その表現は旧来のブルースの枠に収まらない、自由な奔放さを最初から身につけていたようです。
「私が歌うものがなんであろうと、それは私の一部なの」……ビリーは一貫して自分自身を歌ってきました。だから彼女のフレーズは、原メロディの束縛から解き放たれ、誰が作詞作曲した曲であっても、彼女が歌えばそれは彼女の曲となって我々の前に現れます。たとえコール・ポーターやガーシュウィンの有名曲であっても、ビリーが歌えば、それは最初から彼女に歌われるために作られたと錯覚してしまうほどぴったりマッチして、聴き手のハートに飛び込んできます。この2枚組に収められた曲のひとつひとつには、彼女の人生が刻み込まれています。

ビリー・ホリデイ プロフィール

1915年4月7日、メリーランド州ボルチモア生まれ(出生時のデータは諸説有り)。10歳のときに感化院に収容され、14歳のとき売春の罪で投獄される。15歳の夏、クラブのオーディションに歌手として合格。週給18ドルでステージに立つ。
1933年、レコード・プロデューサーのジョン・ハモンドの目にとまり、ベニー・グッドマン楽団の伴奏で初めてのレコーディングを経験。その後クラブや劇場に出演を続け、1935年から3年間、テディ・ウィルソンのブランズウィック・セッションに参加。
1930年代後半から1940年代前半にかけて、カウント・ベイシー楽団、アーティ・ショウ楽団の専属歌手として活躍。ミュージシャン仲間から「レディ・デイ」と呼ばれ、可愛がられる。
1946年、初めてのソロ・リサイタルを開く。レコーディングはコンスタントに行われ、歌手としてのキャリアは絶頂期を迎えたが、その反面、私生活では結婚の破綻、母親の死去など、暗い出来事が頻発。1947年5月、麻薬の不法所持により逮捕。有罪判決で刑務所に投獄され、1948年2月に出所。
1954年、初めてのヨーロッパ公演。自伝「レディ・シング・ザ・ブルース」を出版。1957年、業界大手のColumbiaに移籍。バックにストリングスと女声コーラスを配した大掛かりなレコーディングを開始する。このときレディ・デイの喉は乾ききり、歌声は老婆の囁きのような、惨憺たるものになっていた。
1958年11月、二度目のヨーロッパ公演旅行。イタリアのスメラルド劇場、ミラノのスカラ座、パリのオランピア劇場に出演。
翌1959年5月、昏睡状態でニューヨーク市内の病院に運ばれる。3ヶ月後の7月17日、病院の廊下に放置されたままの遺体を看護婦が発見。享年44歳。

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