アイヴィ・アンダーソンの代表作
超オススメ! アイヴィ・アンダーソンを聴くなら、まずこの1枚から。

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ASV/Living Era
Recorded at 1932 to 1946
1. It Don't Mean A Thing If It Ain't Got That Swing
2. Get Yourself A New Broom
3. I'm Satisfied
4. Troubled Water
5. My Old Flame
6. Cotton
7. Truckin'
8. Isn't Love The Strangest Thing?
9. Kissin' My Baby Goodnight
10. Oh Babe, Maybe Someday!
11. Shoe Shine Boy
12. It Was Sad Night In Harlem
13. Did Anyone Ever Tell You? - the Gotham Stompers
14. There's A Lull In My Life
15. All God's Chillun Got Rhythm (with Her Boys From Dixie)
16. Rose Of The Rio Grande
17. When My Sugar Walks Down The Street
18. I'm Checkin' Out, Goo'mbye
19. A Lonely Co-Ed
20. Stormy Weather
21. Mood Indigo
22. Me And You
23. I Got It Bad And That Ain't Good
24. Rocks In My Bed
25. I Don't Mind
26. Empty Bed Blues - Phil Moore & His Orchestra
アイヴィ・アンダーソン(vo)、デューク・エリントン楽団
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デューク・エリントン楽団の録音より、アイヴィ・アンダーソンのヴォーカル・ナンバーだけをチョイスしたオムニバス盤(26曲目「エンプティ・ベッド・ブルース」のみ、1946年録音のフィル・ムーア楽団)。技巧を凝らしたスキャットで話題を呼んだ「スウィングしなけりゃ意味ないね」ほか、「ムード・インディゴ」、「アイ・ガット・イット・バッド」、「ロックス・イン・マイ・ベッド」など、代表的なエリントン・ナンバーを網羅。エリントンが彼女に捧げて作曲した「アイム・サティスファイド」や、キャバレー歌手風にシャンソンっぽく唄った「マイ・オールド・フレイム」も収録。1932年から1942年にかけてアイヴィがエリントン楽団と録音したナンバーは、RCAやCBSに全体で80曲ほど残されているが、その全貌がこれ1枚でほぼ把握できる内容となっている。
ビリー・ストレイホーン、クーティ・ウィリアムス、ベン・ウェブスター、ジョニー・ホッジスなど、当時エリントン楽団に在籍していたスター・プレイヤーたちの演奏もあわせて堪能できる、豪華な1枚。
アイヴィ・アンダーソンのベストセラー・ディスク
アイヴィ・アンダーソン プロフィール
1904年7月10日、カリフォルニア州生まれ。10代からダンサー兼歌手としてステージに立ち、1925年、ニューヨークの「コットン・クラブ」に出演。彼女の才能を高く評価したデューク・エリントンにスカウトされ、1931年から1942年までの約10年間、エリントン楽団の花形歌手として活躍。 1938年製作のMGM映画『マルクス一番乗り』に歌手役で出演もしている。
伸びのある声と洗練されたフィーリングは、それまでにない新鮮さに満ち、「スウィングしなけりゃ意味ないね」の自由奔放なスキャット唱法は、ビリー・ホリデイやエラ・フィッツジェラルドなど、モダン・ヴォーカル時代の先駆者たちに大きな影響を与えた。
持病の喘息が悪化したため、1942年8月にエリントン楽団を退団。
故郷のカリフォルニアに戻り地元でクラブを経営していたが、1949年12月28日死去。享年44歳だった。