カーメン・マクレエの代表作
超オススメ! カーメン・マクレエを聴くなら、まずこの1枚から。
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Kapp
Recorded at October 1958
1. By Myself
2. The Thrill Is Gone
3. How Long Has This Be Going on?
4. Do You Know Why? 5.My Romans
6. Is'nt It Romantic?
7. If Love Is Good to Me
8. When I Fall In Love
9. Please Be Kind 10. He Has Too Good to Me
11. Angel Eyes
12. Something I Dreamed Last Night
カーメン・マクレエ(vo)、ドン・アブニー(p)、ジョー・ベンジャミン(b)、チャーリー・スミス(ds)
フランク・ハンター(arr,cond)&オーケストラ
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バラッドの名曲をじっくり聴かせる、キャップ・レーベルの第1作。
1958年10月録音。
3,5,8,11の4曲をピアノ・トリオで、残りの8曲を、フランク・ハンター編曲・指揮のストリングス・オーケストラが伴奏しています。
バラッド唱法に定評のあるカーメンならではの味わいが絶品。秋の夜長に耳を傾ければ、人恋しさも倍増。バラッド・ヴォーカルの定番。一家に一枚の絶対的オススメ!
カーメン・マクレエのベストセラー・ディスク
カーメン・マクレエ プロフィール
1922年4月8日ニューヨーク生まれ。
1940年代から、ベニー・カーターやカウント・ベイシーのバンドで、ピアニストとして活動を始める。1946年にマーサー・エリントンのバンドで初レコーディング。50年代前半にソロ歌手として独立し、1954年にベツレヘム・レーベルに初リーダー作を録音。1955年にデッカ、1958年からはキャップに移り、数多くのアルバムを発表。この頃のカーメンはビリー・ホリデイとビ・バップ・ムーブメントの影響が濃かったが、歌詞を大切に扱ったバラッドには、絶妙の味わいがあった。
1966年、アトランティックに移籍した頃から、ビートルズ・ナンバーやポップス曲なども積極的に採り上げ、幅広いリスナーを獲得。完璧なテクニックのアップテンポから、巧みなフレージングで感動を誘うスロー・バラッドまで、なんでもそつなくこなし、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンと並べて、御三家と呼ばれていた。
愛煙家だったため、1991年に肺気腫を患って引退。
1994年11月10日、ビバリーヒルズの自宅にて死去。享年72歳。