フランク・シナトラの代表作
超オススメ! フランク・シナトラを聴くなら、まずこの1枚から。
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Capitol/Warner Bros.
Recording Date: November 5,1953 and April 19,1954
1. My Funny Valentine
2. Girl Next Door
3. Foggy Day
4. Like Someone in Love
5. I Get a Kick Out of You
6. Little Girl Blue
7. They Can't Take That Away from Me
8. Violets for Your Furs
9. Just One of Those Things
10. I'm Gonna Sit Right Down (And Write Myself a Letter)
11. Sunday
12. Wrap Your Troubles in Dreams (And Dream Your Troubles Away)
13. Taking a Chance on Love
14. Jeepers Creepers
15. Get Happy
16. All of Me
フランク・シナトラ(vo)、ネルソン・リドル楽団
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キャピトル・レーベルに吹き込んだ最初の2枚(10インチLP)をカップリング。ボビー・ソクサー(ミドル・ティーン)のアイドルから、本格的なシンガーへと変貌したシナトラの、深みのある歌声がたっぷり味わえる、1953-54年の録音。
歌伴の名手ネルソン・リドル編曲指揮によるバンドをバックに、快活なテンポのスウィンギー・ナンバーから、心に染みいる切々としたバラッド・ナンバーまで、シナトラの魅力を余すことなく伝える名盤中の名盤。
最高のシナトラにして最高のヴォーカル・アルバム。絶対的オススメ!
フランク・シナトラのベストセラー・ディスク
フランク・シナトラ プロフィール
1915年12月12日、ニュージャージー州ボホーゲン生まれ。本名フランシス・アルバート・シナトラ。
17歳のときにビング・クロスビーの歌を聴いて歌手を志し、1939年ハリー・ジェイムズ楽団、1940〜42年トミー・ドーシー楽団の専属歌手を経たのち、ソロ・シンガーとして独立。クロスビーの影響下にあるクルーナースタイルの歌手として人気を獲得。1945年に45曲、1946年に57曲、そして 1947年には69曲を、コロムビア・レーベルに録音し、その黄金時代を築きあげた。
1940年代後半から人気に翳りが現れ、喉を痛め声が出なくなるなどスランプに陥ったが、1953年のコロムビア映画「地上より永遠に」でアカデミー助演男優賞を獲得し、以前にも増して深みのある歌声をキャピトル・レーベルにレコーディングするようになって、トップスターの座に戻ってきた。一般にはこのキャピトル時代がシナトラの全盛期とされ、名作レコードも多数録音されている。
1961年に自己のレーベル、リプリーズを設立。ロックンロール全盛の時代にあっても決して迎合することなく、「マイ・ウェイ」「ニューヨーク・ニューヨーク」「夜のストレンジャー」などをヒットさせ、米国ショー・ビジネス界の帝王として君臨。
1971年に引退宣言したものの、73年に復帰。ラスベガスをホームグラウンドとしてステージ活動を続け、世界ツアーを敢行。日本でも公演を行った。
1998年5月14日、心臓発作により死去。享年82歳。