マイク・ニコルズ「卒業」が実話を基にした小説の映画化だったという設定の恋愛コメディ。ミセス・ロビンソンのモデルとなった女性(主人公の祖母)をシャーリー・マクレーン、ベンジャミンのモデルとなった男の役をケヴィン・コスナーが演じている。
マーク・ラファロと婚約中のジェニファー・アニストンは、妹ミーナ・スヴァーリの結婚式で耳にした噂話からマリッジブルーに陥る。自分の出生の秘密を探るため、結婚前の母親と関係し祖母(シャーリー・マクレーン)とも関係していた映画「卒業」の原作モデルとなった男(ケヴィン・コスナー)に会いに行き、本人も関係したあとで婚約者とちゃっかり結婚式を挙げる。
自分が幸せになれるのならモラルなんか、クソ喰らえってことだろう。
ジェニファー・アニストンが可愛くない。
自己中心的で魅力に乏しい主人公に共感が得られない。尻軽バカ女のマリッジブルーに興味ないし、どうでもいい。シャーリー・マクレーンが出てなきゃ見ていない。
ロブ・ライナーだから、いつものように往年のポピュラーソングがBGMが使われている。サイモン&ガーファンクルの「ミセス・ロビンソン」も流れる。リチャード・ドレイファスがちょい役で映画デビューしていたとか、映画の豆知識も入っている。
製作総指揮にジョージ・クルーニーやスティーヴン・ソダーバーグの名が並んでいるのが不可解。ハリウッド映画人脈は誰がどう繋がっているのか分からない。
邦題がめちゃくそダサい。
点