soe006 アテネ五輪雑感(4)〜(6)

この日記のようなものは、すべてフィクションです。
登場する人物、団体、裏の組織等はすべて架空のものです。ご了承ください。

アテネ五輪雑感(4)

August 18, 2004

大会前から予選が始まり、強豪スウェーデンを初戦で破り一躍注目を浴びた女子サッカー「なでしこジャパン」。
その後、ナイジェリアに0−1で負け(8月14日)、予選リーグ3位が決まったあと、マスコミはピタリと話題にしなくなっちまいましたが……

どうしちゃったの、決勝のトーナメント戦には出場できないの?

「なでしこジャパン」の予選リーグE組での成績は一勝一敗。
初戦を日本に敗れたスウェーデンは、8月17日、2−1でナイジェリアに勝ち、E組は全チームが一勝一敗で並んだ。しかし、総得点の差によって3位となってしまった。
この時点で自力予選突破はできなくなり、F組とG組の結果待ち。

で、結果は……
「なでしこジャパン」は、
20日にG組1位のアメリカと戦うことになりました。(準々決勝)

「なでしこジャパン」、予選突破おめでとう!
マスコミがあまり取り上げていないみたいなので、大文字でお祝いします。
ナイジェリア戦で負傷したMFの宮本ともみの出場は、無理っぽいけど……頑張れ、ニッポン!

あと、女子サッカー・チームの話題としては……
「私たちのフィールドを守れ! チームワークで地域防災」
防災週間(東京消防庁)のイメージキャラクターに採用されました。
すでにポスターも作られていて、消防署ほかに貼られているとのこと。
帰りの飛行機はビジネスクラスかな?

本日のクールビューティ
小西ゆかり 三等陸曹(日本・ピストル)
1979年1月11日生まれ、渡島・八雲町出身。

アテネ五輪雑感(5)

August 20, 2004

ついに、昨日のギリシャ戦から、
NHKはソフトボールの生中継をやめてしまった。
試合がこれまでより遅い時間帯になり、より注目を集めている柔道決勝〜競泳決勝とダブってしまうから仕方ないことかも知れない。
でもNHKは、総合、BS1、Hi-Visionと3つのチャンネルを使ってるのだから、一つくらいはソフトボールやってくれても良さそうなものだけど……

基本的にオリンピックはNHKでしか観ていないけど、やってないものは仕様がない。
昨夜のギリシャ戦はCX、今夜のイタリア戦は日テレで観ました。 今夜のソフトボールは生中継でなく録画で、日テレがオンエア。約15分遅れでBS1でも放送。
競泳決勝の時間が迫っていたので、日テレのほうを観ましたが、すでに結果が分かっているスポーツ中継ほどつまらないものはありませんです。

さて、その日テレなんですが……
やってくれましたよ。

阿武教子が悲願の金メダルを手にした78キロ級女子柔道の準決勝戦を、2分遅れの録画でオンエアしたらしい。< 俺はHi-Visionの生放送で観てたけど。

どうしてそんな半端な時間差で放送するのか、まったく理解不能。
三流芸能人のくだらないトークで押してしまったんだろうだろうか?

とか言ってると、画面はいきなりアーチェリー会場。
「このあと 阿武教子 決勝戦!!」 と何度もテロップ出しておいて、いきなりアーチェリーの決勝戦。< 俺はHi-Visionの生中継を観てたから、あとで知ったのですけどね。
まるで子供がチャンネルをザッピングしているような放送だったみたいです。

8月16日のソフトボール、日本対アメリカ戦の延長8回の表、宇津木が平凡なファウルフライをポロリ落とした直後に女子バレーボールの中継に切り替えたテレビ朝日といい、今回の日テレといい、民放はロクなコトしてないようです。

アテネ五輪雑感(6)

August 21, 2004

大会9日目は充実した競技の連続で、スポーツ観戦の醍醐味に満ちた本当に素晴らしい一日でした。

(他国の選手との比較で)体格的に著しく不利な柔道78キロ超級(女子)と100キロ超級(男子)がそろって金メダル。それも非の打ち所のない試合運びで、対戦相手を圧倒。 女子サッカー「なでしこジャパン」は(おかしな審判員が米国チームのオフサイドを無視したりとかもあって)残念ながら準々決勝敗退したけど、ソフトボールは中国を破り、ギリギリで予選通過。 競泳女子200メートル背泳ぎで中村礼子が2分9秒88の日本新記録で銅メダル。 続いて世間の注目がまったくなかった柴田亜衣が女子800メートル自由形で、「自分でもビックリ」の金メダル。 柴田の表彰式後の涙を見ていて、思わずもらい泣きしてしまいました。

(大会8日目を終了して)ここまで日本のメダル獲得数は、
金12、銀4、銅3、合計19枚! 凄すぎる!

しかし、テレビのインタビュアーってのは、選手に対して敬意ってものを持ち合わせてないね。

勘違いしているとしか思えない。

たとえ年下であっても、800メートル泳ぎきって疲労困憊(ひろうこんぱい)、世界一を獲得した選手に向かって、「頑張ったね〜」はないだろ。
選手に敬意をはらえないタメ口のインタビュアーは、2ちゃんねる風にいうと、逝ってよし。

偉業を成し遂げた選手に、「〜の時は何を考えてたんですか?」とか、「○○(負けた選手)の分まで頑張りましたね!」とか、阿呆な質問はもうやめていただきたい。
メダルを獲らない奴はどうでも良いと言わんばかりの態度もムカつく。

誰か、人気を失うのを覚悟の上で、「世界のトップ・アスリートに向かってその口の利き方はなんだ、無礼者め!」と叱責してくれるメダリストはいないだろうか。

態度の悪さが評判の北島康介、
一発ガツゥーンとかましてくれよ。<俺もタメ口。

アテネ・オリンピック 関連ページ
チャン・イーモウ・オン・ステージ・イン・アテネ(2004年09月02日)
アテネ五輪雑感(7)〜(8)(2004年08月23日〜08月25日)
アテネ五輪雑感(4)〜(6)(2004年08月18日〜08月21日)
アテネ五輪雑感(1)〜(3)(2004年08月15日〜08月17日)
アテネ五輪開催期間中は更新停止(2004年08月13日)

soe006 ジャズと映画と娯楽小説/アーカイブ

Copyright 2024 soe006.com All Rights Reserved.