刑期の短縮と交換に銀行を襲う取引をしたスティーヴ・マックィーンが、仲間の裏切りにあいながら、奪った50万ドルを持って妻アリ・マッグローと一緒にメキシコへ逃げる。
ショットガン、どっかんどっかん、マシンガン、だだだだだ!
マックィーン・オン・ステージ! かっこいいぞ!
逃避行する主人公がラストで死なない犯罪映画。
これまでの犯罪映画は犯人のどちらかは死んで(または奪った大金が消えて)悲劇的結末になるのがお約束だったのに。
(喜劇でもないのに)これって反則じゃない?
脚本家(ウォルター・ヒル)と監督(サム・ペキンパー)と主役(スティーヴ・マックイーン)にゴチャゴチャあって、音楽もジェリー・フィールディングからクインシー・ジョーンズに差し替えられて、原作者(ジム・トンプソン)は映画に不満たらたらだったらしいけど。面白い映画に仕上がってるし、田舎の中学生も映画館でウヒャーって喜んで見てたよ。
点