交響曲 「ロンドン・セット」(ザーロモン交響曲)
ハイドンの交響曲第93番から第104番までは、興行主ヨハン・ペーター・ザーロモンの誘いによりロンドン滞在中(1791-95年)に書かれたことから、ロンドン交響曲(またはザロモン交響曲)と呼ばれ、これらの交響曲をまとめて録音したディスクも数多くリリースされています。
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ハイドン:ロンドン交響曲全集
レナード・バーンスタイン指揮
1970年代 ステレオ録音 |
バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルによるハイドン「ロンドン・セット」。交響曲第93番から104番までの12曲を収録した5枚組。バーンスタインのハイドンは明朗快活、ホットな動的な演奏。
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ハイドン:ロンドン交響曲全集
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
1980-82年 デジタル録音 |
そしてこちらは、70〜80年代、バーンスタインと比較されることの多かったカラヤン&ベルリン・フィルの「ロンドン・セット」。オーケストラの機能美を追求したカラヤンならではの、華麗で優美なハイドン。
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ハイドン:ロンドン交響曲全集
ニコラウス・アーノンクール指揮
1986-92年 デジタル録音 |
打楽器を派手に鳴らせて話題になった古楽派アーノンクールの「ロンドン・セット」。モダン演奏とはひと味違った新鮮なサウンド。